「イエスの母マリヤの信仰」聖書箇所:ルカ福音書1章26-56節

【イエスの母マリヤの信仰】

「マリヤは言った。『ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのお
ことばどおりこの身になりますように。』」ルカ1章38節

日本にはたくさんの宗教があります。ご利益を求めて神々を信じる人がたくさん
います。
家内安全、無病息災、商売繁盛!
お金を捧げ、お供えを捧げ、祈祷料を払って神主さんや僧侶に祈ってもらい、
神々に願いを聞いてもらいます。人間の願いを聞くのが神々の務めのよう です。

聖書の神はどんな願い事を聞いてくれるのでしょうか。
聖書の神を信じると、どんな良いことが起きるのでしょうか。
ここが根本的な違いです!

聖書の神は私たちの願い事を聞くためにあるのではありません!
そうではなく、私たち人間が神のみことばを聞くために神によって造られたのです。
神が人間の願いを聞くのではなく、私たちが神のおことばを伺うのです。
ボタンの掛け違いということばがありますが、この点を間違うと何年クリスチャ
ン生活を送っても、結局は神に失望するのです。

マリヤは言いました、「どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますよう」。
これが信仰です!これが私たちと生ける真の神との接点です。

神を自分の思うように動かそうといくら努力しても、修行しても、祈っても、創
造主が自分の願い通りに動き、変わることはありません!私たちは神よ りも偉
いのでしょうか。
人間に動かされる神が果たして神と言えるのでしょうか?
神と聖書に失望する人はこの点を間違っています。

神を変えるのではなく、神に自分を変えていただくのです!
神のことばに従って、自分を変えていくのです!そこに本当の幸せがあります。
そこに本当のいのちがあります。これが信仰です。

水は高いところから低いところに流れます。神の恵みも、神との関係を逆転して
いるなら流れては来ないでしょう。マリヤの持っている信仰、神との正 しい関
係を今日の聖書箇所から良く学びましょう。マリヤと同じように恵まれた者とな
りましょう。

「どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますよう」、マリヤの信仰の祈
りを私たちも祈りましょう。
【マリヤのように信じるために大切なこと】

マリヤの信仰は神とマリヤをダイレクトに結び付けました!
かみのことばがマリヤの中でいのちとなり、イエス・キリストを身籠ったのです。
マリヤの生きた、いのちのある信仰を学びましょう。

@神と神のことばの確かさを知る。

「神(のことば)にとって不可能なことは一つもありません。」ルカ1章37節

マリヤの信仰、それは神と神のことばの確かさを知る知識に支えられていました。
マリヤの賛歌がルカ1章44節から55節に書かれてあります。
マリヤは神を「救い主」、「力ある方」、「主」とお呼びし主の正義、憐れみを
賛美しています。そしてアブラハム、ヤコブに語られた約束のことばを 確かに
知っていました。
マリヤは聖書をとおして神に対する正確な知識を得ていました。
そして神の約束がどれほど確かに実現したのかも知っていました。
これがマリヤの信仰を支える大切な土台となっていたのです。

私たちも聖書なしに力強い信仰、いのちある信仰を持つことはできません。
聖書を毎日読み、聖書を学びましょう。もちろん学者のように研究するためでは
ありません。聖書を読み、学ぶのは、神がどのようなお方であるのかを 知るた
め、そして神の約束が歴史の中で、事実として、どのように実現してきたかを知
るためです。

「神(のことば)にとって不可能なことは一つもありません。」ルカ1章37節

神と神のことばの確かさに対して知識を深めましょう。信仰の揺るがない土台と
なります。

Aあなたに対する個人的な約束を知る。

聖書には私たち一人ひとりが個人的に受け取ることが出来る約束があります。
キリストの再臨や世の終わりに関しては神が主権をもって定めていることで、私
たちはただ待つだけしかない約束ですが、私たちが積極的に信じ、従う ことに
よって実現する約束もあります。

「あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は
真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会 わせる
ようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練ととも
に、脱出の道も備えてくださいます。」第一コリント10章13節

この約束はいつも試練を乗り越える力を与えてくれます。この約束を信じると、
どんなに絶望的に思える状況でも、乗り越える力が心の底から湧いてき ます。
そして今までの試練をすべて乗り越えることが出来ました。神の確かさを個人的
に体験させるみことばです。

「しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのこ
との中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。 私はこう確信しています。
死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力
ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物 も、私たちの主キリス
ト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」ローマ8
章37-39節

人生に決して絶望無しと励ましを与えてくれる約束です。どんな状況でも私たち
はキリストから引き離されることはありません。神の守りと導きがなく なるこ
とはありません。

聖書は私たちを個人的に励まし、慰め、希望を与える約束で満ちています!
聖書を読むとは、これらの希望のことば、約束のことばで心を養い、力づけるた
めです。

エリサベツは神の約束を心から信じる者をこのように言っています。

「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことで
しょう。」
ルカ1章45節
B素直に心を開いて信じる。

マリヤの信仰の素晴らしさ、それは彼女の素直さにありました。
御使いガブリエルの驚くような知らせに対しても、主のことばに不可能はないと
のガブリエルのことばに信仰を励まされ、素直に受け入れたのです。
素直な信仰には力があり、多くの実を結びます!

マリヤは性格も素直で従順でしたが、そうでない人はどうしたら素直になれるで
しょう?性格が素直になるにはどうしたら良いのかは分かりません。主 の憐れ
みに頼るしかありません。しかし素直な信仰は誰でもが持つことが出来ます。
直ぐに行動することです!これは正しいと確信したら、すぐに行動を変えること
です。
正しいと分かっているのに、いつまでも実行しないなら、いつまで経っても変化
はありません。行動することです。直ぐに行動することです!やってみ ること
です!

今日から、神との親密な時間を持ってください。
神は生きておられます!神はキリストにあってあなたの天の父となられました。
信仰をもって「天のおとうさん!」と呼び掛けてください。
祈りは神との心と心の交流です。神の心を知るための大切な時間です。
聖書を読みながら、天の父に語りかけてください。天の父の心に近づこうと呼び
かけ、語りかけ、神のことばを黙想してください。それがあなたに霊の いのち
をもたらし、あなたの中にイエス・キリストの人格が形作られるのです。