「幸せな家庭の基礎」
エペソ人への手紙6章1節から4節
小 林 智 彦

ハレルヤ!主の御名を賛美します。船橋エクレシア初の献児式です。
献児式とはクリスチャンの両親が、生涯にわたり子供が正しい信仰に歩み、神と隣人を愛する愛の人生を送るために、その子供を主なる神にお捧げする祝福の式です。
本日は古市さん夫妻に与えられた海斗君の祝福を祈って、主にお捧げします。
海斗君が神様と古市夫妻を通し、豊かな愛を受け成長するように心合わせて祈りましょう。

【子供は両親の愛の結晶】

エペソ6章の1節から4節から、主に祝福される家庭の基礎、土台について学びましょう。

「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。」1節

子供たちが両親に従うこと、これは正しいことです。正しい関係にあります。
両親に心から従うことのできる子供は、心に喜びと平安があり、顔には輝きがあります。
両親に従う、それは正しい関係です。いのちは正しい関係に置かれる時、生きるのです。
親と正しい関係にある子供はいのちが輝き、豊かに成長します。

しかし、子供の中に親に対する反抗的な思い、口答え、疑いがあるなら正しい関係ではありません。子供の顔から輝きが消え去り、平安と喜びは無く、健全な成長は止まります。

子育てにおいてスパンク、お仕置きは必要ですが、力ずくで子供から従順を引き出さないでください。子供の問題は子供にだけ原因があるのではありません。
子供は両親の愛の結晶です。 親のあり方が、そのまま子供の存在に結びつきます。

主の愛をもって、まず夫婦が互いに愛し合うことが大切です。
いのちは関係の中にだけ生まれるのです。夫と妻が愛し合って子供は誕生しました。
肉体だけでなく、子供の魂も、霊もすべて両親の愛の関係によって生まれ育つのです!
子供は夫婦の愛の結晶です。夫婦が熱く愛し合うこと、それが子供への一番の栄養です。
子供に問題が起こったら、まず夫婦の愛が冷えていないか?優先順位は正しいか吟味してください。子供の問題を、子供のせいにだけにしてはなりません。
私の神学校の同級生は私よりも一足先に結婚し、すぐに子供が生まれました。女の子です。
女の子はあまり手が掛からないのですか?とても静かで、夜泣きもせず良く笑うそうです。
大抵のことには驚かず、いつもニコニコですが、一つのことだけ敏感に反応します。
それは夫婦げんかに対しては直ぐに反応するそうです!
もちろん夫はクリスチャン、今年5月に開拓を始めた牧師です。
喧嘩になっても手を挙げたり、怒鳴もしません。ただ険悪な雰囲気が生まれるだけです。
しかし、いつもはニコニコの赤ちゃんは、この険悪な雰囲気に直ぐに気がつき、この時だけは泣き叫ぶそうです。
言葉や難しいことは少しも分からない赤ん坊でも、最も大切な愛に対しては敏感です。
子供は両親の愛なしには健全に育たないのです。

子供は夫婦の愛の結晶です!夫婦の愛、関係の中に子供の健全な成長はあります。
まず!夫婦、互いに愛し合ってください。キリストの愛で家庭を満たしてください。

【あなたの父と母を敬え】

『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。』

皆さん子供に従順を求める前に、まず自分が自分の両親を敬ってきたかを吟味しましょう。子供は親を模範として、モデルとして育ちます。そのままそっくり真似ていきます。
自分の両親に対してどう接しているか?子供はその態度をよく見ています。
自分が出来ていないことを、どうして子供に求め、期待することが出来るでしょうか?
自分は両親を敬ってきたか?ぜひ吟味してください。

【第一の戒めであり】

父と母を敬うことは、第一の戒めであると書かれています。
モーセの十戒があります。前半は神様に対する戒め、後半は人に対しての戒めです。
後半、人に対しての戒めの一番はじめに、父と母を敬う戒めが書かれているのです。
聖書が、いや神様がどれ程親子関係を重視しているでしょうか!
親子関係は、人間にとって一番最初の人間関係であります。
建物に例えるのならば、それは土台、また基礎に当たります。
この親子関係が上手く築けないでは、それから上に建物は建てられません。
必ず歪みや傾きがうまれ、やがては崩れる危険があります。
もし土台に、基礎に問題があると気づいたなら、何としても修復するべきです。
第一のものを第一にしなければなりません。

【約束を伴ったものです】

この戒めは約束を伴っていると書かれています。しかしこれは律法であります!
律法と福音は違うことを皆さん、ぜひ知ってください。
福音は信じるものが恵みを受けます。しかし律法は行う者が祝福を受けるのです。

主イエス・キリストにある罪の赦しと永遠のいのちは福音であり、恵みです。
信じる者は行いが無くても、信じるだけで無条件に与えられるのです。

しかし、律法は行う者だけが祝福を受けます。信じるだけでは律法はダメなのです。
しかし、律法は守り行うならば誰でも祝福を受けます。
そしてクリスチャンこそは、この戒めを守ることが出来るのです。
なぜならキリストにより罪から解放され、聖霊様が助け主として与えられているからです。

【あなたは幸せになり、地上で長生きする】

確かに、ある人にとっては両親を敬うことは決して易しいことではないかもしれません。
両親が模範的でなかったり、放任主義、また虐待を与えたような場合は尚更です。
このようなケースでも、両親を敬うべきなのでしょうか?
結論から先に言うならば、敬うべきです!信仰を持って赦し、敬うべきです。

もし私たちが両親をその悪い行いの故に赦せないのなら、私たちはいつまでも憎しみや、怒り、不安、苦々しい思いに束縛され、奴隷になります。
自分も両親もともに暗闇に縛り付けてしまいます。何の解決も救いも生まれません。
しかし、イエスの愛と赦しをもって、信仰を持って両親を赦し、敬うことを選ぶならば、まずあなたの心に劇的な変化が起こります。光が差し込み、平安が心に生まれます。
あなたの赦しと祝福は、あなたの親をも変える力になります!

この戒めには神の約束が伴っているのです!神が約束を破るでしょうか!

あなたは幸せになります。この信仰の訓練はあるゆる人間関係に変化を与えます。
土台が、基礎が堅固になるのなら、あなたの夫婦関係も子供との関係も堅固になります。
あなたは幸せになり、地上で長生きする(あらゆる祝福を受ける)のです。

【主の教育と訓戒によって育てなさい】

「父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(4節)

子供が両親に対して怒りを覚える時は、どの様な時でしょうか?
親の言葉と行動が違っている時、何時も言うことが違うような時、怒りを覚えるのではないでしょうか?
人間的な方法で子供を教えようとする時、どうしても押しつけだけの道徳になったり、時代の流行で教えている内容が違うと言うことが起きてくるのではないでしょうか?

パウロは移り変わるこの世の教育方法ではなく、まず主の教育と訓戒によってと教えます。

6:4 聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。
6:5 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6:6 私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。
6:7これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているとき   も、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。
6:8 これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。
6:9 これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。:申命記6章4節から9節
これは聖書の中でもっとも大切な第一の戒めです。十戒のまとめでもあります。
ユダヤ人はこの御言葉を確かに、家の門、また手や頭にも結びつけていました。
しかし、神がこの御言葉を第一に刻みつけるのは私たちの心であり、次は子供なのです!

神は先ず父親が神への愛を家庭の中で心と精神と力を尽くして行うことを命じています。
父親は神を愛することを口先で教えるだけでなく、それを行わなければならないのです。
そして神への愛は隣人への愛に必ず現れます。先ず心から妻を、そして子供を愛すのです。

神を愛し、隣人をまず妻を、そして子供を心から愛する!これが聖書教育の中心です。
愛の実践です。そしてこれは変わらない神のみ言葉に基づいているのです。

キリストの愛が親子関係で、夫婦関係でしっかりと行われる時、子供の心に従順の実が豊かに結ばれるのです!